映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』あらすじからキャスト、アラン・リックマンの遺作背景まで徹底解説
2010年に大ヒットを記録した『アリス・イン・ワンダーランド』の続編として、2016年に公開されたファンタジー超大作映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』。前作の世界観をそのままに、時間の番人という新たな脅威とアリスの冒険を描いた本作は、公開当時から大きな話題となりました。
本記事では、物語のあらすじや豪華キャスト陣、声優情報はもちろんのこと、前作との違いや、作中でアブソレムの声を演じたアラン・リックマンの遺作となった背景、作品に対する評価まで、映画の魅力をわかりやすく徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:原作小説『鏡の国のアリス』をベースにしつつ、映画独自の時間を遡るタイムトラベル要素を取り入れた冒険ファンタジーであること。
- 要点2:ジョニー・デップ、ミア・ワシコワスカ、アン・ハサウェイら豪華メインキャストが続投し、サシャ・バロン・コーエン扮する新キャラクター「時間」が登場すること。
- 要点3:アブソレムの声優を務めた名優アラン・リックマンの遺作であり、スタッフロールに追悼メッセージが捧げられた特別な作品であること。
映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の作品概要と基本情報
『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(原題: Alice Through the Looking Glass)は、2016年に公開されたアメリカ合衆国の冒険ファンタジー映画です。前作の監督を務めたティム・バートンが今作では製作・製作総指揮に回り、新たにジェームズ・ボビンが監督を務めました。
原題が示す通り、ルイス・キャロルの原作小説『鏡の国のアリス』に着想を得ながらも、映画独自のオリジナルストーリーが展開されます。前作でおなじみのキャラクターたちが多数再集結し、不思議の国の過去の秘密や、マッドハッターの知られざる過去に迫る壮大なスケールの物語となっています。

心優しきマッドハッターを救う!物語のあらすじと見どころ
物語の主人公アリス・キンスレイは、亡き父の後を継いで船長として世界を股にかけて活躍していました。しかし、ロンドンに戻った彼女を待っていたのは、社会の理不尽な現実と、母親との確執、そして失職の危機でした。
そんな失意の最中、アリスは青いイモムシのアブソレムに導かれ、再び不思議の国(アンダーランド)へと足を踏み入れます。そこで彼女が知ったのは、かつての友人であるマッドハッター(タラント・ハイトップ)が、失ったはずの家族が生きていると信じ込み、深い悲しみから命の危機に瀕しているという衝撃の事実でした。
マッドハッターを救うため、アリスは過去を変える禁断の冒険を決意します。彼女は過去を支配する時間を司る者「タイム」から、過去の時間を遡ることができるアイテム「クロノスフィア」を盗み出し、すべての運命が狂い始めた「あの日の過去」へと旅立つのでした。
豪華キャストと日本語吹替版声優の顔ぶれ
本作には、ハリウッドを代表する豪華スターたちが前作に引き続き顔を揃えています。また、日本語吹替版でも実力派の声優陣や俳優がキャラクターに命を吹き込んでいます。
| キャラクター名 | 映画キャスト | 日本語吹替版声優 | 役柄・特徴 |
|---|---|---|---|
| アリス・キンスレイ | ミア・ワシコワスカ | 平祐奈(特別出演) | 現実世界と不思議の国を行き来する、強い意志を持った主人公。 |
| マッドハッター(タラント) | ジョニー・デップ | 平田広明 | 家族の行方を信じ続け、深い悲しみに暮れる帽子屋。 |
| 白の女王(ミルナ) | アン・ハサウェイ | 深田恭子 | 美しく心優しいが、過去に秘密を隠している赤の女王の妹。 |
| 赤の女王(イラスベス) | ヘレナ・ボナム=カーター | 朴璐美 | 大きな頭と激しい気性を持つ、前作で追放された元女王。 |
| 時間(タイム) | サシャ・バロン・コーエン | 滝藤賢一 | 時間を司る擬人化された存在で、クロノスフィアを管理する。 |
| アブソレム(青いイモムシ) | アラン・リックマン | 土師孝也 | アリスを不思議の国へと導く、賢明で神聖な存在。 |

アラン・リックマンの遺作となった背景と作品への想い
『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』を語る上で欠かせないのが、青いイモムシ・アブソレムの声を演じた名優アラン・リックマンの存在です。
アラン・リックマンは、映画の公開を目前に控えた2016年1月14日に惜しまれつつもこの世を去りました。そのため、本作は彼の遺作の一つとなりました。前作から引き続き、重厚感と温かみのある唯一無二の声でアブソレムに生命を吹き込み、物語の重要な導き手としての役割を見事に果たしています。
映画のスタッフロールの終盤には、故人への深い敬意と哀悼の意を込めて、"DEDICATED TO OUR FRIEND ALAN RICKMAN"(我らの友人 アラン・リックマンに捧ぐ)という追悼メッセージが表示されます。この背景を知ることで、作品を鑑賞する際の感動と深みが一層増すことでしょう。
前作との違いと、本作が受けた評価の真相
前作『アリス・イン・ワンダーランド』は、ティム・バートン監督ならではのダークでポップな唯一無二の映像美世界が世界中で大絶賛され、大ヒットを記録しました。一方、続編である本作では、監督がジェームズ・ボビンへとバトンタッチし、ストーリーの軸も「アリス自身の冒険」から「家族の絆と時間の概念」へと大きくシフトしています。
批評家やファンの間では、「前作ほどの圧倒的なダークファンタジーの奇抜さは薄れたものの、タイムトラベルを軸にした脚本のスリルや、マッドハッターと家族のドラマが非常に感動的である」といった肯定的な意見が多く見られました。また、過去の過ちを悔やむ赤の女王と白の女王の確執のルーツが明かされるなど、キャラクターの掘り下げについても高く評価されています。

【アリスインワンダーランド時間の旅】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:前作を見ていなくても、今作『時間の旅』から楽しむことはできますか?
A1:前作のキャラクターたちの関係性やアリスの背景をあらかじめ知っておいた方がより楽しめますが、今作は「過去へのタイムトラベル」と「マッドハッターの救出」がメインの独立したストーリーとなっているため、単体の冒険ファンタジー映画としても十分に楽しむことができます。
Q2:原作の小説『鏡の国のアリス』とはどのくらい内容が違いますか?
A2:映画の原題は原作と同じ『Alice Through the Looking Glass』ですが、ストーリーや登場人物は映画独自に大幅にアレンジされています。原作の要素やキャラクターの名前などをオマージュしつつ、ハリウッド大作らしいエンターテインメント作品として再構築されています。
Q3:アラン・リックマン以外に、注目すべき故人のキャストやスタッフはいますか?
A3:前作から引き続きチェシャ猫の声などを担当した名優たちや制作陣の卓越した技術が光っていますが、特にアラン・リックマンの遺作としてのメッセージ性は多くの映画ファンの心に強く刻まれています。
まとめ:時間の重みと絆を描いた珠玉のファンタジーの魅力
映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は、単なるファンタジーの枠を超えて、「時間は変えられなくても、過去の経験から学ぶことはできる」という深いメッセージを私たちに投げかけてくれる作品です。
豪華キャスト陣の圧倒的な演技力、細部までこだわり抜かれた衣装やVFX映像、そしてアラン・リックマンをはじめとするキャストたちの魂の込められた熱演は、今なお色褪せない魅力を放っています。週末の映画鑑賞や、心温まる感動的なストーリーに浸りたいときに、ぜひ改めてじっくりと味わってみてはいかがでしょうか。 (出典: アリス イン ワンダーランド 時間 の 旅(Yahoo!ニュース))